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2005/03/13

過去ログ 12、13

まずは12から。
009:眠 尾崎弘子様
 ああけふは眠りすぎたる猫である噛みつかぬのにだれも起こさぬ
今回、猫が多く出てきますね。眠る猫は起こさない。いいなあ。

006:時 ケビン・スタイン様
 ジェラシーは人にするんじゃないんだね 未知なる時がこんなに苦い
時が苦い、って佳い表現だと思う。それがジェラシーにかかってくるなら尚更。

004:淡 住職(jusyoku)様
 君の髪、触れてはならない。今日から一人に還る。淡い思い出。
句読点の打ち方が絶妙。

041:迷  謎野髭男様
 独り聴く「アニュス・デイ(神の子羊)」にぞ涙する惑い迷える日々もありたり
惑い迷えるからこそ聴きたい曲も、ある。私にもあります。

002:色 宮崎 浩様
 孤独感はセピア色して孤独さへわからずにゐるテロリスト達
テロの凄惨さと渦中の人の「信念」だとか「理想」がセピア色にくすんでゆく。
気付かぬのは当人だけ。いいです。

007:発見 舟橋剛二様
 死後七日発見されずいた人のその七日間ほどの永遠
このお題で、こうきましたか。インパクトが凄いです。夏だったら、ちょっと嫌だ。


続きまして13から。
050:変 船坂圭之介様
 胸に在る影おもむろに濃くなりてやがて鴉族となる地獄変
056:松 船坂圭之介様
 たわむれになすな恋とぞ蟷螂の修羅ゆうばえの松原のなか
060:影 船坂圭之介様
 謀られはせじと気負いを背に見せてつまり乙女というものの影
まずいまずい。全部拾いそうになるのを抑えて厳選しています。贔屓じゃないよ、好きなんです。

009:眠 宵月冴音様
 ねむの木のねもとに獏の眠る日は眠りなき夜のねむりのねむり
ねむねむねむ・・・・催眠術のような柔らかな響き。

009:眠 深森未青様
 王様は王になる夢見られないぎろちんのぞむ窓に眠れり
凄い発想。処刑を待ちつつ絶対もう王冠はかぶれない、と知っている。


ログの増え方に追いつけません。初期ログが2列目になってるし。
今日はまず、自作については、テーマを決めてからになります。
その前にもういちど、お風呂にしよう。今度はラベンダーのアロマオイルを入れて。

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コメント

Bettyさん

拙歌をまた載せていただき、ありがとうございました。

独り聴く「アニュス・デイ(神の子羊)」にぞ涙する惑い迷える日々もありたり

40年以上前、ミサ・ソレムニスのアニュス・デイを歌うソプラノに魂を揺さぶられて、かろうじて生の岸辺にとどまった記憶を歌ったものです。

若いBettyさんにも「惑い迷えるからこそ聴きたい曲」があると、共感を誘うことができたのですね。

投稿: 謎野髭男 | 2005/03/14 21:18

Bettyさん

拙歌にコメントいただき感謝します。

孤独感はセピア色して孤独さへわからずにゐるテロリスト達

投稿: 宮崎 浩 | 2005/03/19 07:54

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