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2005/03/26

過去ログ35

013:焦 萱野芙蓉様
 焦心ののち右半身ひえゆくに今宵も月はかひなを持たず
ひとり寝を寂しく思うとき、月がそういう風に見えるのかもしれない。

022:弓 内田かおり様
 陽の落つる間際膨るる影法師地に溶けるまで弓を鳴らせよ
影が見えなくなるまでの間、ほんとうに暗い夕暮れに弓がよく似合います。
バイオリンよりトーンを落としてチェロぐらいの音が聴きたい。

086:占 春畑 茜様
 占いにひきちぎられてゆく花の白さかなしさ夕路地に降る
花占いで千切られたはなびらの、そこはかとないかなしさがいいですね。
手慰みに引きちぎられたいのちの声がしそう。

010:線路 片岡 幸乃様
 線路には宵待草がよく似合ふ列車そのまま消え行きさうな
あ、すごく和む。仮名遣いも宵待草も、列車の音も。宵待草の咲く線路は
きっと田舎で、列車もそうそう通らない・・・って、深読みしすぎ?


今日はここまで。
相変わらず全身かゆいです。ぶつぶつは消えたけれど、
それで治ったというのではないみたいで。

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コメント

拙い歌を取り上げてくださってありがとうございます。「弓を鳴らす」は弦打ちの魔物退治のつもりで入れてみた言葉だったのですが、上手く使えなかったかなーーと思ったりしてました。これからも頑張ります、ありがとう。

投稿: 内田かおり | 2005/04/04 21:07

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