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2005/04/03

過去ログ38

010:線路 三宅やよい様
 貨車を呼ぶ線路は右にかしぎつつ操車場まで続け蒲公英
こういう長閑なお歌、好きです。蒲公英が鮮やかで素敵。

021:うたた寝 ドール様
 年老いてうたた寝ばかり故郷(ふるさと)の南の島を知らない鸚鵡
何となく「何が面白くて駝鳥を飼ふのだ」って、彷彿とさせます。さりげないんだけど
生き物への優しい目線を感じて好きです。

062:風邪 足立尚彦様
 風よりも風邪が大切。いつの世も誰かが誰かを抱きたいのだね
結句にやられました。最近添い寝なんて犬としかしてないし~

077:櫛 村本希理子様
 三つ編みを作りて寝たる翌朝に櫛梳る髪 わたしはだあれ
これ、やりましたね~。ソバージュより優しげなふわ髪ができて嬉しいの。

021:うたた寝 落合朱美様
 うたた寝に見し夢のいと浅ましき褥に残りし香に惑ひけり
色っぽい!浅ましくも官能的な美しさってあると思います。

007:発見 上澄眠様
 発見を恐れたためか街灯の陰で溶けあう抹茶とバニラ
結句にやられました。甘く、ほろ苦く、これは読み手によってさまざまな憶測ができ
そこが短歌の魅力だと私は思っています。

019:アラビア 五十嵐きよみ様
 魂がかたちを変える風を切りアラビア馬のたてがみになる
くぅ~、私、馬大好きなのです。休日牧場見学に出掛けるぐらい。
昔のお歌ですがこんなのを詠みました。
 仔を持たぬまま逝くも佳し手向け花は砂一掴み北斗織姫
私が大好きだったホクトベガへの追悼です。

002:色 宮沢 耳様
 白色の薔薇のひとひら舞い降りて我が手のひらで雪となりぬる
花はおしなべて白が好きです。特に白薔薇は、真っ白ではなく、
何となくバニラを思わせる甘く優しい色をしていて。それが雪になるなら、
きっと優しい雪となるでしょう。

007:発見 新田瑛様
 もうずっと泣かされてきて、あなたとは、もうこれ以上、あシュークリーム発見
なんですか~、この結句のシュークリームは~~もう採るしかないでしょう。
すごくシリアスな場面に甘くてさくっとして、クリーム一杯のシュークリーム。
きっと「もうこれ以上」をうち消すような素敵な何かを見つけることができたのかな。


ログはどんどん増えるばかり、自作は・・・です。
昨夜もちょびっとだけ詠んだので、今日もちょっとだけ詠んでいきます。

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コメント

はじめまして。
「うたた寝」を取り上げてくださいましてありがとうございます。
時々このような歌を詠んでは後で赤面しているような小心者ですが、こうして読んでいただけると嬉しいものですね^^

カクテルの短歌、拝読いたしました。
きりりと素敵ですね。

投稿: 落合朱美 | 2005/04/07 00:16

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