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2005/05/08

過去ログ61

027:液体 森屋めぐみ様
 何回もほどけてしまう眠りとの間(あわい)にたゆたう夢は液体
結句が良いですね。不眠症気味のひとなら、共感しそう

052:螺旋 麻生智矩様
 また眠る 眠れば少し死に慣れて螺旋がほどけゆく その先に
死に慣れる、というのが印象的。眠りは確かに、そういうものかも。
053:髪 麻生智矩様
 断髪ののちの自由を仇にして弥生泣いても喚いても春
結句が絶妙。口語短歌について理不尽な批判をする人がいますが、
それは単に、モナリザは芸術でシャガールは「意味不明」と同義語。
少なくとも、私は好きな歌を選びます。律だの個人的な意見だの、
はた個人にはべったりな姿勢、きらいだから.

061:じゃがいも 望月暢孝様
 黎明にじゃがいもの花揺るるとき大地の底ひにたぎる火がある
じゃがいもを「だぎる火」というのがいいです。

005:サラダ 鈴木有機様
 くちびるで擦ったマッチを投げ入れるサラダボウルの中の戦場
それは行儀悪いかな。でもハードボイルドの主人公が、やってくれそう。
人物がしっかししていたら野暮ではなく、むしろはっとするシーンです。


きょうはここまで。昨夜は1周忌に花を添えに行きました。
何故、が渦巻いて、私が、感情を亡くしたあの日。
だあれも、私を仲間とは思っていない。
孤独もわるくないけれど・・ね。

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