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2005/08/23

過去ログ93

048:袖 和良珠子様
 片袖に吸われるだろう涙でも汗でもなくこの滴りゆくものは
 利き腕の袖にこころのうやむやを全て委ねて気丈な嘆き
今日は、眠くなってくれないので趣旨を変えてみました。返歌です。
作者様のクレーム覚悟。あはは。逆に今日のコレクションは、私が
返歌したいな~と思ったお歌たちです。

037:汗 水須ゆき子様
 汗ばむと山の匂いがするひとを揺すれば満ちて来る冬の水
 あたたかい体臭などに甘えてるその奥底の泉もふくめ
太字がベティの短歌。今日は返歌モードです。わかりにくい感想じゃ。

049:ワイン Harry様
 ワイングラスペアで買へども飲めぬ妻は小さき花を入れて飾れり
 一緒なのあなたとグラス重ねればボルドーいろの薔薇が映えるわ
今日はジデンふみお様スペシャル?ここにきて魅力爆発。

090:薔薇 ジテンふみお様
 パン売り場に薔薇を持つのが三人も並んでさらに何パンを買う
 ディナーにはバケットを是非そう言って薔薇の同盟ひとり抜け駆け

095:翼 ジテンふみお様
 おそらくはここが翼の痕だろう肩甲骨にGを感じる
 じくじくと天国のおと溜めている本当は寝違えたんだよ肩を

098:未来 ジテンふみお様
 いつだってひまわりの指す方向に未来があれば未来があれば
 焦がれても絶望のみが輝いてだから向日葵しあわせ探せ

003:つぼみ 高松凛様
 咲けば散る花の理(ことわり) 桃色の薔薇のつぼみの造花を飾る
 写真より生きているでしょこのつぼみわたしの底の記憶のにおい

041:迷  minto様
 肌寒き霧雨の中いつまでも薔薇の迷路にあの日のやうに
 冷えないで深紅の薔薇が泣いている出口はこちら棘かきわけて

049:ワイン 飛鳥川いるか様
 ひそやかに育つ殺意を潰す午後 ぷるるんワインゼリー震えて
 寒天の培養地から殺意の芽酔わせろワインゼリーに移せ

003:つぼみ 大江ケンジ様
 明け方につぼみの夢でうなされる咲いたら負けのような気がする
 咲かないでその芳香はだれのものちいさい指で目蓋抑える


っとまあ、無謀な企画でした。作者様のお怒りコメントお待ちしています。
すごすご・・・

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