« 過去ログ101 | トップページ | ビショップ、奔走中 »

2005/09/24

過去ログ102

049:ワイン 藤苑子様
 一人飲むワインの赤は寂しくて飲み干しながら鶏頭を画く
 火のような不穏グラスを通すからなおさら紅い鶏頭の筆
鮮烈な鶏頭と、どこかダークなワインの赤の取り合わせが綺麗。ワインの赤が
「寂しいから」もっと鮮烈な赤を求めているようで。

024:チョコレート 枝川由佳様
 試食する生チョコレート次々ときみのただしさ確かめるため
 口紅がココアまみれで真剣で言葉のようにチョコ噛みしめる
生チョコと後半のとりあわせが、ミスマッチなようでベストマッチなのが面白い。
ここで食べるものはこれしかない、的なはまり方です。ビターチョコではいけないし
何か濃い色の果物でもいけない。生チョコの常温でふにゃふにゃする質感だとか
濃厚な甘さだとか、そういう要素が必要不可欠です。

015:友 大辻隆弘様
 はじまつた秋のひかりの友として羽根ひとひらが路上に白い
 斜めからゆったりと差す陽光に真白な鳩の舞い降りて、秋
秋と白い羽根のとりあわせが、絵のように柔らかくて素敵です。
題「秋」とかで、油彩で描かれていたら素敵だな、と思いました。
場所は函館の煉瓦倉庫あたり、人通りは少なくて、でも無人ではなくて
倉庫を挟んだ下り坂を見上げるアングルで。ちょっと具体的ですか?

008:鞄 野田 薫様
 内側に暗黒系を携えて歩く 鞄はパステルカラー
 内張りの臙脂色から沁みだして巴里の淑女は老うほどに艶(えん)
これ、いいですね。バッグの内張りの色と、感情をかけているんですが
持っている鞄がパステルカラーなところが危うげでいい。
黒いお堅いバッグの内張りが例えばワイン色だと色っぽいけれど、
かわいいパステルカラーのバッグの内側が「暗黒系」だなんて
色気以上の危うさを醸し出していて、思わず声を掛けるのをためらう。


今日は、101よりはたくさん選べましたが、それでも4首でした。
このブログを立ち上げた当初から、自分が完走するまで、
そして完走後と、だんだん私の選考基準が厳しくなっているかも。
無論、今回の参加メンバーの中には、題詠マラソン以外で知っている方もいれば
現在ブログなどに遊びに行かせていただいている方もおります。
作風を知らない方より知っている方が甘い点になるかというと実は逆で、
より厳しい選考基準といいますか、その方の持ち味を発揮しているかまで
1つのログの中で見てしまうんですね。

ようやく私生活も少し人間らしいペースを取り戻しつつあるので、
今のうちに、ひとつでもログを読み進めていきたい反面
あちこちで開催されている楽しげなイベントにも誘惑されておりまして
今日も自分のところは放ったまま、あるイベントに飛び入りしてきました。
私ももっときちんと更新できる立場であれば、いつも参加するだけでなく
自分が言い出しっぺで何かやってみたいな~と思いもしますが
今月の更新状況を見て頂ければわかるように、まっしろです。
なので、図々しく人の家でご馳走を頂いては、
自分では酒やお茶で誤魔化しています。悪い奴じゃ~
いや、だって、本店バーだから・・・(←だから何だ!)

本店も閑散としているので、せっかくだからバーらしくするため、
ほとんど記載のない掲示板を利用して、酒と1品の紹介などしてみます。
これも、どれほど進むかわかりませんが・・・
アルコールが大丈夫な方は、たまに本店覗いてみてくださいね。

|

« 過去ログ101 | トップページ | ビショップ、奔走中 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/89457/6102229

この記事へのトラックバック一覧です: 過去ログ102:

« 過去ログ101 | トップページ | ビショップ、奔走中 »