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2005/10/06

ピルエット 習作

青空の記憶 風車は焼け落ちてレジスタンスの空は鈍色

 踊り子の脚したたかに弧を描き故郷を思うこころを揺らす

  阿蘭陀の五月は紅く燃えていた少女の頬と咲くチューリップ

 危うげにかしぐ木靴のピルエットもうひとひらのためらいもなく

のびやかな痩躯は風になびくよう 人である日の残りかぞえる

 なにものも消し去りがたき妖精よ終の棲家は銀幕のおく

  踊ること生きてゆくことたたかいはつま先立ちの木靴のにじみ

このシリーズを作るきっかけになったのは、題のとおり、
木靴のピルエット、です。
オードリー・ヘップバーンが戦争中、レジスタンスのため、
防空壕でバレエを披露してカンパを集めていたが
最後には木靴しか残らず、それでも踊った、という伝記から
ピルエットが実際に出来たかどうかは別として
彼女のしたたかな一面を詠みたくなりました。

で、月例歌会に出しましたところ、ですね。。。
「ためらい」を「ためたい」なんて誤って送ってしまいまして
しかも訂正さえ自分で気付かなかったため間に合わず
全く意味不明の歌として発表されてしまったのでした。

懺悔です。ここで少し連作しましたが
推敲を加え、本店に展示中のヘップバーン歌と併せて
本店に最終発表したいと思います。

 

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